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見込み客を常連客へ!お試しから有料メニューへ繋げる方法とは?

目次

あなたのお店の「見込み客」を集客するには、どの様にしたら良いのでしょうか?
ペルソナはもうしっかり設定ができ上がっていると思いますので、あとは価値を惜しみなく伝えるだけで大丈夫です。

どんな価値が伝われば再度来店していただけるのか、と考えたときには、以下の2通りのアプローチ方法が存在するでしょう。

  • エントリー用の無料メニューを用意すること
  • 安価な価格のフロントメニューを用意すること

今回は、この2つのアプローチ方法を検証していきます。
どちらがあなたのお店にとって有効な方法なのか考えてみてください。

無料メニューから有料メニューのオーダーへ

1つ目は、エントリー用の無料メニューを体験していただき、有料メニューのオーダーに誘導していく方法。
そして無料のエントリーにも以下の様なタイプの2種類がある、ということを理解しておかなければいけません。

  • AppleMusicの様に、有料と同じメニューを受けられるが、期間や回数に制限のあるもの
  • 無料で無期限使用できるが、有料メニューと比べると出来る事が極端に制限されるもの

美容室の場合は、期間や回数を制限して無料メニューを受けられるアプローチ方法が有効でしょう。
ただし、無料メニューを提供する際に注意しなければいけないのは、「安売り感」を出さないことです。

お店のブランド力を保ったままサービスを提供するには、「モニター」として施術を受けていただき、終了後にはアンケートで「調査」という雰囲気を作り出すことも重要です。
無料メニューでお客様に最大限満足していただき、有料メニューのオーダーに繋げていきましょう。

安価でも「支払う」意識が有料メニューへと導く鍵

2つ目は、安価な「フロントメニュー」を体験していただき、次回の来店に繋げる方法です。

例えば、居酒屋のランチメニューを考えてみてください。
夜に行ってみるには味も雰囲気も分からないし、普段よく行くお店でも・・・。と思われてしまってはいつまでたっても来店には繋がりません。
それが「ランチメニュー」をリーズナブルな価格で提供することで、お店の中を見ていただくこともできますし、「味」も伝わります。
その結果、たまにはランチに行ってみたあのお店へ行ってみようか、となればお店へのファン化は始まっているのです。
この様に、顧客の獲得には「お試し」が有効な手段だと言えるでしょう。
そして、小さな金額でもお客様に「お金を払う」という意識を持っていただくことによって、有料メニューに繋げやすい、という事実もあります。

  • ハンドマッサージ→ヘッドスパ
  • マイクロスコープによる頭皮チェック→育毛スパ
  • 眉カット→ヘアカラー

いかがですか?
ペルソナが魅力を感じるリーズナブルなフロントメニューを考え、新規顧客を逃さない様にしていきましょう。
 
参考書籍:脱・職人経営 鈴木 和敏著