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新規集客の前に振り返ろう!失客対策と店販で好循環のお店へ

目次

お店を経営していく上で、新規集客は必要になります。しかし、新規集客をしても失客が多ければ、最終的にお店のお客さまは増えません。今回は、新規集客の前に必要なことや、お店が好循環となるためにスタッフの方と力を入れたいことについてお伝えします。

まずは失客を止めることから


お客さまを集客するためには、多くの方法があります。多くの方法があるからこそ、「どの方法を行えばいいのか。」と迷っていたり、やってみては中途半端になったりということが起きているのではないでしょうか。
 
新規集客は必要です。しかし、失客が増えればいくら集客してもお客さまはなかなか増えません。また、失客を加速させてしまう原因の1つに評判があります。
 
新規で来てくださったお客さまの評判が悪ければ、その評判が広がってしまい、来たことのないお客さままで足が遠のくということも…。失客への対応ができていない場合、こういうことが起きてしまうのです。
 
だからこそ、新規集客の前に失客を防ぐ対応が急務となります。失客を防ぐために必要な対応は、技術はもちろんのこと、接客やスタッフの方のファッションなど、整えることが必要です。

店販でわかるスタッフのこととは

失客を防ぐ対応ができてきたら、次に力を入れたいのが店販です。店販は単純に売上を上げるためという理由ではありません。
 
店販に力を入れることで、あることが見えてきます。それがスタッフの方の仕事への姿勢です。店販は売れることで売上は上がりますが、店販に力を入れないからといってスタッフの方にとって直接仕事への支障はありません。
 
しかし、店販に力を入れることで、「お客さまに必要なものが何か」をスタッフの方が真剣に考えられるようになります。例えば、お客さまの美しさのためにどんなスタイリングが必要で、そのために必要な店販があれば勧めるという行動ができてくるのです。
 
また、スタッフの方のお客さまの美しさを思っての言動は、お客さまの好感度を上げることになります。そうなると、お客さまからのお店の評判が高くなり、結果的にお客さまが増えることにつながるのです。

好循環でお客さまに喜ばれるお店へ

お客さまが集まるお店にするためには、まずは失客を止めることが必要です。そして、次に店販に力を入れることで、スタッフの方の仕事への姿勢が変わり改善されます。そうなると、お客さまのお店への評判もよくなり、好循環が生まれるのです。
お客さまに喜ばれ集まるお店にするためにも、失客を防ぎ店販に力を入れてみてください。

参考書籍:佐藤 康弘『美容室「幹部」の教科書』同文舘出版,2017年