1. ホーム
  2. 客単価アップを狙うなら!メニュー数は少ない方が選びやすい!
text

客単価アップを狙うなら!メニュー数は少ない方が選びやすい!

目次

憧れの自分のお店をオープンすることになった時、まず最初に決める事。
メニューの数や価格の設定をしなければいけませんね。
どのようにメニューの数や価格を設定したら良いのか、迷う経営者様も多いことでしょう。
お客様の事を考えると、自分の持てる技術をあれもこれもと紹介し、選んでいただきたくなるのは当然の事。
しかし果たして、それでいいのでしょうか?
ある『実験』に基づいたデータから、ご紹介していきたいと思います。

メニューが多い店と少ない店、どちらがメニューを選びやすいか?


今回は、メニュー数の設定の問題から見ていくことにしましょう。
メニューの数が多い店と少ない店、どちらがお客様にとって商品を選びやすいでしょうか?
例えば、ディスカウントストアの様に、多くの商品が雑多に積まれ、安さだけを売りにしている様なディスプレイ。
これだと、欲しいものが明確で、それだけを購入しに来ているお客様にとっては便利ですが、そうではないお客様にとっては、目移りし過ぎてしまい、本当に買うべき商品であったかどうかすら迷い始めてしまいます。
雑多なディスプレイは、商品の選びにくさを招くばかりではなく、お客様を逃してしまうことにもつながってしまうのです。

反対に、高級ブランド店の様に、品数を厳選して、美しくディスプレイしてあった場合には、お客様はどれかを選びやすくなるのです。
これは、実験の結果立証されている、『選択回避の法則』というものです。
人間は、4つ以上の選択肢があった場合には、そのどれをも「選ばない」という選択をすることがある、というもの。
従って、メニューは3つで、かつ厳選されたものを設定する様にしましょう。

参考書籍:脱・職人経営

まとめ

厳選された商品を美しくディスプレイしてある様な、高級ブランド店やセレクトショップ。
自身も経験した事がありますが、外観からしても、普段は入りにくい印象を持ちますが、入ってしまえば、どの商品かは購入して出てくる事が多い様な気がします。
厳選された良い商品をお客様に提示することによって、対象が明確に絞られますし、お客様の方も、入る時点で購入の意思は固いことでしょう。
少ないメニューは、お店側の自信の表れ。
客単価アップをしたいのであれば、あなたのお店の特にお勧めしたいメニューを
『3つ』、かつ『厳選されたもの』
に設定する事を心がけましょう。