ホットペッパービューティとは
・ユーザー数、掲載数が多い
・小規模店でも使いやすい多彩な料金プラン
・手軽なネット予約
この3つが特徴の、国内最大級の美容ポータルサイトです。
ホットペッパービューティー、その管理画面であるサロンボードともに
たくさんの便利機能がありますが、使いこなせないと高い掲載料を払っていても意味がありません。
逆にいうと、使いこなせさえすればホットペッパービューティーはSEOが圧倒的強さなので
かなり多くの人に知ってもらうことができる、最強ツールになるのです。
ホットペッパー集客を成功させるためには、6つの項目をクリアしなければいけません。
ではその6つの項目がどんなものなのか、
解説していきたいと思います。
なんでもそうですが、掲載するだけ、やっただけでは効果は最大限発揮できません。
ホットペッパービューティーでいうと、
まず自サロンの顧客(ターゲット)がどんな人かを分析できていなければ
大きな効果は見込めません。
集客力をつけるためには
・ターゲット層をしっかり絞る
・ペルソナを決める
この2つが肝になってきます。
一見、ターゲットを絞ると母数が減り集客力が落ちるような気がしますが
「誰にでも当てはまる」ようにターゲットを広げる方が、マーケティング界では逆効果です。
例えば、
「10代〜60代まで幅広いお客様に大人気!」を売りにしている美容室があるとします。
極端にいうと、10歳が好む内装やメニューと69歳が好む内装やメニューは
当然、違いますよね。
職場や学校を思い出してみてください。
趣味・嗜好が同じ子達のグループで集まる傾向がありませんか?
趣味・嗜好が同じということは、好きな雰囲気も同じはずです。
年齢も近ければ近いほど、流行っているものも同じで話が弾みやすくなると思います。
美容室も同じです。
10代や学生の多い美容室に、30~40代のママさんが行ったとします。
「なんか若い子達ばっかり・・・」
ゆったり雑誌を読む時間を楽しみにきているママさんからすると、
学生さんの多い賑やかな空間は少し居心地が良くないかもしれません。
そのように、ターゲットを広くすればするほど
逆にどんなお客様にきて欲しいのかが伝わりづらくなり、
なんだかふわっとした、誰にも響かない美容室になってしまいます。
そのため、ターゲットはできるだけ細かく絞るようにしてください。
年齢や性別だけでなく、
「この人が100人きてくれると嬉しい」
そんな人を1人、ターゲットとして決めておくことをお勧めします。(=ペルソナ)
ペルソナについてはこちらの記事をご参照ください。
https://ibc-beauty.hairbook.jp/members/n-ihse5c_f
サロンの強みとコンセプトは、ホットペッパービューティーを開いて最初に表示される部分(赤枠部分)です。
自サロンの強みとコンセプトを決めるにあたり
・リピーターの傾向
・誇れる技術の有無
・他店に比べてお得な価格があるか
・サロンに対するこだわりの有無
を改めて、考え直しましょう。
「なんでもできる美容室」をコンセプトにすることは、やめておいた方が無難です。
美容室である以上、何でもできるは当たり前なのです。
なんでもできるがその中でも何が売りなのか、何が支持されているのかを考えてみてください。
それを考えるにあたり、最もヒントになるのはリピーターの傾向です。
リピーターというのは、あなたのサロンの何かを気に入って来続けてくれているので
大きなヒントになると思います。
ホットペッパービューティーでは、様々な箇所に写真を投稿できます。
・サロン情報(こだわりと強み)
・メニュー、クーポン
・スタイリスト
・おすすめのスタイル
・サロンの雰囲気
・ブログ
に写真を投稿することができます。
文章に加え、写真を挿入することで伝えられる情報も増え、
文字だけだと飽きられてしまうようなところも
ユーザーを飽きさせず、最後まで見てもらいやすくなります。
なので積極的に写真は投稿していっていただきたいのですが、
とにかく画質にこだわってください。
当たり前のことですが、意外とできていないサロンが多いのではないでしょうか?
画質が悪い写真を見ようという気持ちにはなりにくいですよね。
今は、場所や時間さえ考えるとスマホでも綺麗な写真を撮ることが可能です。
できるだけ最新のスマホを持っている方が撮影した写真を使ったり、
一眼レフなど使用して写真撮影をすることで
ひと目で目に留まるページを作ることが可能になりますよ。
ホットペッパービューティーの醍醐味といえば、クーポン作成ができる点ですよね。
たくさんのクーポンを作成できるからこそ、それぞれの名前やクーポンの種類には
こだわってください。
主婦層をターゲットにするなら、主婦が来やすい「平日限定」クーポンを作成してみたり
学生ターゲットなら、「U24」や「学割」クーポンを作成しましょう。
また、クーポン名は分かりやすくしてください。
ユーザー(お客様)はたくさんのクーポンの中から、自分にぴったりのメニューを探します。
その時に、メニュー名がわかりづらかったり、何が違うのかわかりづらい同じような内容のクーポンが多数あると
離脱につながってしまいます。
お客様は、美容師さんが思う以上に意外とカラー材の名前やトリートメントの種類に詳しくないです。
誰がみても同じものを想像できるような、わかりやすいクーポン名にしましょう。
ホットペッパービューティーにはプランによって、ブログ機能がありますよね。
このブログ機能、みなさんはちゃんと使いこなせていますか?
ブログは在籍するスタッフなら誰でも書くことができ、
お得情報のお知らせ以外にも、スタッフの人となりを知ってもらうことができる場所でもあります。
今や美容室は人で選ぶ時代。
自分の趣味や休日の過ごし方など、ブログ機能を用いて発信できると
顧客様にもご新規様にもあなたのことを知ってもらえるきっかけになりますよ。
ホットペッパービューティーの大きな機能のひとつ、口コミ機能。
お客様は口コミの量とその内容で、行くかどうかを決めます。
私も実際学生の頃は、美容室を探す時にどこがいいのかわからず、
お金もないのでとにかく値段が安いところで探し、その中で最後の決め手は口コミでした。
口コミが300件以上かつ高評価なものが多いところで、ふるいにかけていた記憶があります。
現在ネット上にはたくさんの情報が溢れ返っています。
最後の一押しになるのが、実際に来店したことのある方からの忖度ないご意見、口コミではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか?
以上6つの項目をクリアできれば、ホットペッパービューティーを効果的に活用できることでしょう。
情報過多の現代だからこそ、ネット上で他のサロンと差別化していくのは難しくなりつつありますが
そこに成功すれば、ホットペッパービューティーの費用対効果も
最大限にアップさせられるのではないでしょうか。
参考サイト:https://rsvia.co.jp/column/how_to_attract_customers_to_hot-pepper-beauty/