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注目すべきは売り上げではない!必ず押さえたい2つのポイントとは?

目次

経営していく上で真っ先に注目するのは『売り上げを上げること』。しかし、売り上げを上げることだけに注目してしまったがために、結果的に思うような利益が上がらず、支払いばかりが増えてしまうということがあるかもしれません。では、店舗を運営していく上で、本当に注目すべきこととは、一体何なのでしょうか?

目標の利益から逆算して考える


小規模店舗の場合、人件費や広告費などの販売費及び一般管理費(省略して販管費という)の経費はなるべく少なくしたいと考えるでしょう。経費を支払うためには資金が必要です。
では、資金を捻出するためには、売り上げと利益、どちらに注目すべきでしょうか?
売り上げが上がらないと、人件費や広告費などの支払いができないと考えるのが、一般的かもしれません。
そして、売り上げを上げるために、広告を増やし、お客様が増えることを見越してスタッフを増員。
結果的に、売り上げは上がったものの、それに伴って経費の支払いも増えてしまったということが起きがちです。
どうしてこのような結果が出てしまうのでしょうか?
それは、売り上げに注目してしまったからです。本当に注目すべきなのは、『利益』
つまり、「売り上げから経費を引いた利益をどのくらいにしたいのか?」逆算して考えることが重要です。

抑えるべきは販管費

利益が上がることで、お客様へのサービス向上や店舗の設備の充実、そしてスタッフの給与アップなどの『投資』に資金を使えます。
ここで利益を上げるために重要なことが、販管費つまり、経費を抑えることです。
利益を上げるためには売り上げを上げなければいけません。
しかし、先ほどもお伝えしたとおり、売り上げを上げなければいけないからといって、人件費や広告費などの経費が増えてしまうと、結果的には利益が減少してしまいます。
大事なことは、「今いるスタッフで、そして、今いるお客様でできることは何か?」を考え、できるだけ経費を抑えて利益を上げることが重要なのです。

参考書籍:『脱・職人経営

お店のためにも守るべきもの

押さえるべきことは、利益を上げること。そして、利益を上げるためには、販管費などの経費を抑えることだとお伝えしました。
しかし、経費の中にはかけるべき経費があります。それは人件費です。スタッフがいるからこそ、お店は成り立ち、お客様へ最高のサービスを提供できます。そして、お客様へ最高のサービスを提供できるからこそ、固定のお客様ができ、お客様がお客様を呼ぶ効果もあらわれます。
経費を抑えるときは、かけるべき経費を間違えないように利益を上げるようにしましょう。